9/06/2004

甘えの構造

今日昼過ぎに窓を開けて夏の休日を満喫していますと、どこからか法華経が"南無妙法連華経"とずーっと繰り返し聞こえてくるではありませんか。もちろんここはサンフランシスコのですし、なにか不思議な感覚に襲われて窓から外を見回してみたりしました。どうも、同じ階でやってるようで。で、ちょいとためしにGoogleで検索してみたりするとでてきました。SF bay areaに結構日蓮宗に関係するお寺があるみたいですね。たしか日蓮宗ですよね、法華経は。地元で地方選挙などがあると、創価学会に属する友達が"誰々に入れてくれよ!"なんて良く掛かってきてましたね。で、わたしは、"応援してるからがんばれよー"とか適当に言ってみたり、"宗教と政治は別でしょー"なんて困らせてみたりしてました。

ところで、うちの本棚にある本ですが、甘えの構造を紹介します。日本で甘えという概念が日本人の考え方の中心を担っていると紹介している本で、日本語の独特の表現などを大体甘えという考えを元に説明できるそうです。たとえば、"すまない"というのは、相手の行為に対して甘え続けていたいので、すまないと連発してるそうです。著者がアメリカで暮らしたときの言葉ではなく文化の違いに戸惑った例などアメリカに住む日本人として共感する部分が多いと思いました。

amae Posted by Hello