7/18/2004

Fahrenheit 9/11 (2004)

Fahrenheit 9/11 (2004)

最近話題の映画。邦題が、華氏911です。このマイケルムーアというおっさんは、Bowling for Columbineていうドキュメンタリー映画を作った人でアメリカの銃社会を思いっきり皮肉ったり、アメリカの銃所有を推進する団体を思いっきりおちょくったりしてかなりブラックに笑える冗談の作品を作り続けています。びっくりしたんですが、、Bowling for Columbineは全部自分ひとりで作ったみたいですね。一人で作ってこれだけの物ができるなんてびっくりデス。

あと、何か本も出していたきがします、彼の日本語のページに行けばわかるかもしれません。必ず爆笑できることとおもいます。あ、この本でした。個人的にはちょいといいすぎな気もしますが、アマゾンのリビューアーの言葉を借りると、下手なホラーよりこわい!ですはい。

最初の華氏911に話を戻しますが、また観てません(後で見に行きました)。近所の映画館で今日やってるみたいですので、今週末にでも観てこようかなと思ってます。
トレイラーを見つけたのでおまけにどうぞ。
 
見に行った感想は、わたしもう少し勉強しなきゃ・・・周りが笑ってるのに自分は理解できない場所が多すぎて。言葉を学ぶのはその文化的背景も含めて勉強することらしいですが、そのことに痛感した今日この頃でございました。映画の出来はドキュメンタリーとしてNHKやBBCの足元にも及ばないといったようすでした。今度の大統領選挙に向けて思いっきりぶつけてきた感じでずいぶんと政治色の濃い印象です。多少グロテスクな場面も多いのがPG-13(ガキは見るな!)になった理由なんでしょうか。
 
「米国の選挙=お祭り」という図式からもわかるように、盛り上がる選挙戦、誹謗中傷合戦をみていると、無関係なわたしからすると愉快でたまりません。他の国の政治にも相手のあげあしをとるというのはよく見られるのですが、たいていは密かに行われます。しかし、米国ではガンガンとやりまくるので少しだけモラルを疑いたくなったりもします。自分で上に行こうとする努力より、他人を引きずり下ろすほうが楽なんですね。

選挙といえば日本の近所、台湾でも大統領選挙をつい最近してましたね。台湾総統選挙でした。陳水扁氏が当選したようですが、例の銃撃で同情票を集めたらしです。くわしくはわからないのでここをみてください。一説によると銃撃はでっち上げで、負けそうだった陳氏が一発逆転を図るためにやったこととかいってます。真相はどうなのか分かりません。